（一）概況

南寧市は広西チワン族自治区の区都。その料理は広東料理の体系に属し、あっさりとしたものを主とし、新鮮さ、柔らかさ、さっばりとしたもの、つるつるして栄養たっぷりのものなどを重んじ、季節ごとに変化も富んでいる。南寧市には地方色豊かなレストランもある。野味（ゲテモノ）餐館、海鮮館、民族餐館などがそれである。

（二）特色のあるグルメ

名物地方料理　白斬鶏、竜棒、皺皮焼鴨、武鳴檸檬鴨、橫県の生魚片（薄く切りにした生魚）など。

白斬鶏

チワン族の民間の祝祭日に大切なお客様をもてなす伝統料理。

竜棒

「竜棒」はチワン族の言葉の音訳で、一般には釀猪血腸とも言われている。

旧暦２月にブタを殺して神社に祭る際につくった伝統料理の一つ。

名物軽食　南寧の軽食である五虎将（乾隆皇帝の鍋焼牛雜粉、爽記魚三及第粥[豚の内臓系、レバー、マメ、ガツ（胃）か入ったおかゆ]、緑豆大肉粽、李子凡的糯米水圓、成香園茶食）、酸野、荷葉米飯、粥品、「林有記」、「粉角丸」など。

酸品

南寧市の方言では「酸野」とも言われる。南寧市には「道行く人が酸野の売り場を素通すのは難しい」ということわざがあるが、これは「酸野」のおいしさを的確に描いたものである。召し上がってみれば、酸っぱさ、甘さ、香り、辛さがよくそろっており、歯ざわりもよくて口の中にさっぱりした味が残り、唾液の分泌を促し、食欲増進の効がある。

（三）特色のある飲食街

中山路の夜店と「邕江江堤大排档」（屋台）

南寧市の軽食のお店は主に中山路の夜店と邕江江堤の屋台に集まっている。中山路通りの夜店は朝8時から夜明けの5時までオープンしており、軽食の露店や屋台ばかりと言ってもよい。邕江の岸辺にずらりと建ち並んでいる100余軒の屋台は冬になると火鍋を賞味するスポットとなる。

（四）特色のあるレストラン

名称             種類 　　　    所在地          電話（地区番号86771）

河薛仔酒店       広東料理        建政路12号         5642666

毛家飯店         湖南料理        長湖中路25号       5603333

金大陸海鮮世界   海鮮料理        衡陽東路2号        3129686

桂林仔           桂林料理        星湖路46-6号       5883546

馬車六風味美食城    軽食 　　臨江街秀香大道10-1号   3138612

（五）星クラスホテルの特色のあるレストラン

名称        星クラス　レストラン　種類　　　　所在地 　 電話（地区番号86771）

明園新都酒店     5 　      広東軒 　広東料理 　　新民路38号 　　　2830808

                        花園餐庁 　中華/西洋の料理

明園飯店　       5 　    中餐庁 　  中華料理 　　　新民路38号 　　　2118668

                          西餐庁 　  西洋料理

天湖酒店　      3       　翠湖酒楼 　中華料理 　　  杭州路3号 　　　2195588

                          西餐庁 　  西洋料理

翔雲大酒店      3 　     中餐庁    広東料理 　　    新民路59号 　　　2101999

「北京週報日本語版」2007年９月14日