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中国と日本  
日系企業間で、激しい中国SUV市場争奪戦

製品油の値上がりと自動車消費税の引き上げは、中国の高エネルギー消費の自動車市場を逼迫している。しかし北京五輪後、日産は奇駿(エクストレイル)、トヨタはRAV4と、SUV車を投入し、東風本田のCR-Vに独占されている中国家庭用SUV市場の巻き返しを狙っている。

東風日産によると、SUV車の奇駿は国産化を計画しており、生産準備は東風日産の広州花都区の工場で着々と進められているという。東風日産の関係責任者は、「奇駿の国産化計画は早くからあったが、今年の自動車市場のマイナス要因の影響で、国産化の時期を見計らっていた」と話す。これと合わせるように、一汽トヨタ注目のRAV4プロジェクトもひそかに進められており、来年3月頃に発売される。

業界の専門家は、「東風本田のCR-Vは早くから国産化されており、中国の家庭用SUV市場を独占している状況を、日産とトヨタは快く思っていなかった。しかし2004年のSUV市場の深刻なマイナス成長で、早くから取りざたされていた奇駿の国産化も見送られたが、2006年と07年の中国のSUV市場は、想像を超える50%以上の成長で、力強い回復ぶりを見せた。判断を誤った東風日産はもう間に合わず、東風本田CR-Vの中国市場での独り占めを許した」と話す。

また専門家はこう説明する。「2006年末のCR-Vの品質問題でのリコールや、2007年の3万元ほどの値上がりでも、売れ行きは絶好調で、市場ニーズと製品の供給に大きなギャップがあることが浮き彫りになった。そのため東風日産は、今年に逍客(デュアリス)と奇駿の2つの車種を市場に投入しようとしているが、これはまさに中国の市場ニーズに目を付けたものだ」

ずっと堅実路線だったトヨタも、「トヨタミニ姫」と賞賛されている小型家庭用SUVのRAV4を、一汽トヨタに投入することになった。RAV4は日産の奇駿や本田CR-Vとともに、家庭用SUVの3大ブランドとされていた。

「チャイナネット」2008年9月1日

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