馮建華

――2008年12月11日は広西チワン族自治区創立50周年記念日である。この50年間に広西チワン族自治区（以下、広西と略）はすでに閉鎖的で立ち後れた地域から、突破をめざし、光り輝くことをめざす開放の最前線となっている。対外開放と地域協力の道を歩むことは、広西が「飛躍的な発展」をとげる理想的な道である。

「国が定めた2020年までに中国は全般的に小康（やや豊かな生活）を実現する雄大な目標に基づいて、広西は必ず飛躍的な発展をとげなければならない」と職について間もない広西チワン族自治区党委員会書記の郭声琨氏はみずからの重い責任を感じている。

郭声琨氏によると、全国の31の省・直轄市・自治区の中で、広西チワン族自治区のGDPは全国で17位、1人当たりのGDPは26位にランクされている。2007年の1人当たりのGDPは12408元で、全国の平均レベルの約61%でしかなかった。