中国の李肇星外交部長、インドのムカジー外相、ロシアのラブロフ外相は、14日、インドの首都ニューデリーで会談した。会談後、「中国、インド、ロシア三カ国外相会談の共同コミュニケ」が発表された。
共同コミュニケでは、「3カ国会談のメカニズムが三カ国の相互理解と信頼を深めた。世界の文化と文明の多様性を擁護すべきで、異なる文明と宗教間の対話を推し進めるべきだ。国際関係の民主化は多極的な世界を建設するキーポイントである」と指摘した。
テロリズムに関して3カ国の外相は、「国連を中心とする指導と調整の元で、国連の国際的な反テロ戦略の枠組み内における集団行動を強めるべきだ」と見ている。
さらに、共同コミュニケは、「3カ国の外相は経済分野における協力の大きな潜在力を重視している。自国の商工団体が3カ国企業家会議を主催することを奨励する」と述べている。
「CRI」より 2007年2月15日
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