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現地在住の日本人女性が語る四川大地震

5月12日の大地震が発生して、一週間以上経った。地震発生時、震源地近くにいた人たちはどんな「体験」をしたのか。18日(土)夜、CRI(中国国際放送局)の記者は成都市に住む日本語のボランティア教師・坂本静子(広島市)さんにお話を伺うことができた。

坂本さんは2004年9月、地元ふるさとの姉妹都市である成都に、ボランティアの日本語教師として滞在することになり、広島成都中日友好会館にある日本語学校で教えている。四川大地震の前日、九寨溝でガイドをする教え子の招きで、成都からバスで九寨溝に向った。12日の地震発生当日は、九寨溝で観光の途中だった。

記者 地震のとき、九寨溝はどのような様子でしたか?

坂本 九寨溝で揺れた時は、震度3か5ぐらいかなと思いました。しかし、どこが震源地かまったく分からなかったので、ホテルに戻り、テレビをつけてやっと分かりました。地震が起きた直後、方々で土煙が上がり、あちらこちらで土砂崩れがあったのではないかなと思いました。

私は日本で度々地震を体験しましたが、これだけの地震は初めてです。強さが分かりませんでしたが、山がくずれた時、これは異常事態だと思いました。

九寨溝では、観光バスが走っていましたが、私たちの後ろを走るバスは窓が大きく割れて、乗っていらした方がケガをするか、運が悪ければ、亡くなったのではないかと思いました。その後、全員がバスに乗せてもらえなくなり、道路側と異なる道を歩いて入り口にたどりつきました。

記者 ホテルには泊まれましたか?

坂本 私は個人旅行なので、簡単なホテルの中に平気で寝ましたが、団体客の皆さんはだいたい全員、外にいて、自分たちの乗ってきた自家用車や、バスの中でシートや布団をもってきて寝ていました。

記者 道路で九寨溝に向かう道は、今回の震源地のすぐそばを通過するようですが、前日の様子は?

坂本 まったく異常はなかったですね。

九寨溝に向かう道のりは、右側はミン江が流れ、左側は急峻な山で、それに岩山がずっと続いていましてね。片側一車線の道に観光バスや長距離トラックなどすれ違い、交通量が非常に多いところです。あの日もたいへんな渋滞で、私の乗ったバスはブン川を出たところで、接触事故があったので、長く停留していました。いつもなら8時間の道のりですが、その日は夜中12時にやっと到着しました。

記者 九寨溝のその後の様子はどうでしたか。

坂本 観光客が来なくなったので、ガイドさんたちは仕事がなくなり、みな、ボランティアに出て行きました。普通は通行してはいけない道を通って、落石でなくなった方も出たと聞いております。

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