現在ポタラ宮広場の中心地はその記念碑広場となり、広場には平和を象徴するハトが放たれ、かつてポタラ宮の南側に位置した池は今では切り離されている。草木の茂った広々とした緑地や、うららかな青海チベット高原の陽射し、青い空が、一副の美しい絵のようにそこに広がっている。広場の西側にはアーチや白塔など、数々のチベットの特色の濃厚な建築物がポタラ宮の正門まで連なっている。そして広場の東側には緑に囲まれた池がラサの商業中心区に臨み、またラサの古い町並みに通じている。
毎日多くのチベット族の同胞やいろいろな民族の観光客が巡礼のために宮殿を訪れ、そしてまた和気藹々と世界最高の標高の都市広場に集まる。彼らは異なる言葉を話すにもかかわらず、互いに尊重しあっている。こうした光景がポタラ宮広場にまた新たな美景を添え、そしてまたこうした光景が人々に民族文化の素晴らしさを如実に物語っているのである。
「北京週報日本語版」2007年4月23日
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