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作家・余華の小説「兄弟」が上海話劇芸術センターで上演される。初演は5月下旬の予定。
「兄弟」は李光頭という名の庶民が一躍成金になり、そして破滅していく過程を描いたもので、魔法的かつ幻想的な筆致で、現代中国社会の巨大な変化を浮き彫りにしている。余華氏が10年ほどかけて書き上げたこの力作は昨年に出版、すぐさま中国文壇でベストセラーの文学作品となった。
上海話劇芸術センターによると、新劇「兄弟」は、かつて実験的新劇「4:48 精神の崩壊」を演出した熊源偉氏が手がける。主役の李光頭を演じるのは、映画やテレビの喜劇で活躍する徐崢氏。
熊源偉氏は「新劇では小説にある『誇張』や『ゆがみ』が徹底して描かれているが、表現しようとするテーマはむしろ重く、現代社会にみられる浮き足立った気持ちだ」と話す。
「北京週報日本語版」2007年3月22日
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