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人民元、対非米ドル通貨レートが上昇

復旦大学国際金融学部の陸前進副教授はこのほど「上海証券報」に、人民元の上昇問題に関する論説を発表した。主な内容は次の通り。

ユーロや英ポンド、オーストラリアドルといった非米ドル通貨に対する米ドルレートが上昇し、人民元と米ドルとの双方向の変動が徐々に顕在化するのに伴い、人民元の対米ドル・香港ドル・日本円レートが相対的な安定を保つと同時に、一部の非米ドル通貨に対するレートが相次いで大幅に上昇している。8月以来、人民元の対ユーロレートは11.15%、対英ポンドレートは12.52%、それぞれ上昇した一方、対米ドルレートは0.25%低下した。また香港ドルの対人民元レートは0.17%、日本円の対人民元レートは0.99%、それぞれ低下した。

人民元の非米ドル通貨に対する上昇が、人民元の名目実効レートを上昇させ、人民元の全体的な値上がりを加速させている。人民元の非米ドル通貨に対する急速な値上がりは、人民元の実質実効レートにも影響を与えることは間違いない。人民元が全体的に急速に値上がりし、名目実効レートが上昇すれば、実質実効レートも必ずや急速に上昇する。人民元の対非米ドル通貨レートの急速な上昇に伴い、人民元の通貨バスケットに対する価値が急速に上昇している。国際決済銀行(BIS)が発表する人民元名目実効レートも急速に上昇しており、7月の103.28から8月は2.41%上昇して105.77となった。実質実効レートは商品の国際競争力をはかる重要な指標で、二つの国の間

の物価水準相対的な変化を踏まえている。7月の実質実効レートは101.25、8月が5%上昇して106.32となり、実質実効レートの伸びが名目実効レートの伸びを上回った。

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