| 29日に閉幕した第11期全国人民代表大会常務委員会第4回会議では、「中華人民共和国循環経済促進法」が採択された。中国の循環経済の発展を促し、資源利用効率を引き上げ、環境を保護・改善し、持続可能な発展を実現する大きな役割が期待されている。「新華網」が伝えた。
全人代環境・資源保護委員会の倪岳峰・副主任委員(全人代常務委員)によると、循環経済とは、生産・流通・消費のプロセスに加えられる減量化・再利用・資源化などの活動を指す総称。「資源―生産物―再生資源」と「生産―消費―再循環」というモデルを構築することによって効果的な資源利用と環境保護を可能にする。循環経済を発展させることで、▽資源消耗の最小化▽廃棄物の最小化▽環境代価の最小化――による経済利益の最大化が可能となる。
倪副主任委員によると、今回採択された法律では、循環経済を促進させる一連の制度が制定された。これらの制度には、▽循環経済の計画制度▽資源浪費の抑制と汚染物排出量の制御に向けた制度▽循環経済の評価と審査の制度▽生産者を主体とした拡大責任制度▽エネルギーや水を多量に使う企業への重点的な監督管理制度▽経済措置の強化――などが含まれる。
倪副主任委員によると、循環経済の発展促進のためには、強制的な行政手段を用いるだけではなく、循環経済の発展を奨励するメカニズムを構築することも必要だ。循環経済の発展奨励措置としては、▽循環経済を発展させるための専門の基金を設立する▽課税時に優遇措置を取る▽金融・投資を通じた国からの支援を提供する――などが考えられる。(編集MA)
「人民網日本語版」 2008年08月30日 |