| ▽「五輪エコルート」、8月1日に開通
北京五輪唯一の協力パートナー銀行である中国銀行の王兆文報道官は29日、五輪期間中の個人向け金融サービスについてメディアの質問に答える中で、「中国銀行の6つの五輪臨時営業拠点はすべて対外的営業をスタートした。優先的サービスである『五輪エコルート』は8月1日に正式に開通する」と述べた。
「ルート」の具体的なサービス内容は次の通り。2008年8月1日から10月31日にかけて、五輪とパラリンピックに参加する選手、登録済みの作業員、役員、メディア関係者、および緊急事態や突発的事件など特殊な状況が生じた場合の観客に対し、有効な身分証明書の提示があれば、専用窓口で臨時営業拠点の営業範囲内のすべての個人向け業務を提供するというもの。
王報道官によると、「ルート」を開設する臨時営業拠点は時期が来れば指定の窓口に統一のマークを張り出し、フロアマネージャーが有効な身分証を提示した顧客を専用コーナーに誘導して優先的にサービスを提供する。
▽臨時営業6拠点、営業時間を延長
王報道官によると、北京五輪組織委員会の要請に基づき、中国銀行は選手村、メディア村、国際放送センター、メーンプレスセンター、北京飯店などの五輪エリア内に5カ所の臨時営業拠点を設け、セーリング会場となる山東省青島市にも1カ所を設けた。現在、6拠点はいずれも対外的営業をスタートしている。
王報道官の説明によると、五輪開催期間中、臨時営業拠点は通常よりも営業時間を延長する。うち選手村とメディア村の拠点の営業時間は午前9時~午後11時、メーンプレスセンターと国際放送センターの拠点は午前9時~午後10時、北京飯店の拠点は午前8時~午後6時、青島の拠点は午前9時~午後9時。業務範囲は企業と個人向けの金融業務で、個人の預金の預け入れ・引き出し、送金、決算といった業務も取り扱う。
王報道官によると、同行はVISAインターナショナルと提携して、五輪会場内に26台の現金自動預払機(ATM)を設置し、VISAカード所有者に関連サービスを提供する予定。北京会場に23台、青島会場に2台、香港会場に1台が設置される。
▽外貨16種類を取り扱い
王報道官によると、中国銀行は現在、16種類の外貨現金を取り扱っている。英ポンド、米ドル、スイスフラン、シンガポールドル、スウェーデンクローナ、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、日本円、カナダドル、オーストラリアドル、ユーロ、フィリピンペソ、タイバーツ、韓国ウォン、香港ドル、澳門(マカオ)ドルだ。
王報道官は「営業拠点ごとに取り扱う外貨の種類は異なる。五輪開催都市の6つの臨時営業拠点では14種類以上の外貨を取り扱う」と話す。
外国人が使い切らなかった人民元を出国時に再両替できるかどうかについて、王報道官は次のように話す。五輪期間中、外国人が使い切らなかった人民元は、同人の人民元から外貨への両替額が累計5万ドルを超えていなければ、有効な身分証を提示した上で再両替できる。5万ドルを超えた場合は、中国国内で取得した経常項目の合法的な人民元収入であれば、有効な身分証と取引額に関する証明書(納税証明を含む)を提示して外貨購入手続きを行う。外貨から両替して使い切らなかった人民元であれば、有効な身分証明と両替証明書を提示して再両替を行う。
(編集KS)
「人民網日本語版」2008年7月30日 |