「経済日報 ]によると、上海交通大学と中国人民解放軍某部隊は先ごろハイブリッドカーの共同開発に成功した。同車は50~60キロ程度を走行する際には電池で動力を供給、それ以上の距離の場合はガソリンエンジンで走行するもの。リチウムイオンバッテリ(216V)、280V耐圧のコンデンサ(2.5F)を搭載しエネルギー利用効率を高めている。
今回、交通大と某部隊は北京奔馳-戴姆勒・克莱斯勒汽車有限公司(北京ベンツ-ダイムラー・クライスラー)の北京ジープを改造。電池、またはガソリンエンジンのみでの走行、両者を組み合わせた走行が可能である。ハイブリッドカーの動力系、コントロール系の改造は技術水準が高いため、今回の開発成功は中国の今後のハイブリッドカー開発、生産に貴重なノウハウを提供するものと期待される。
|