第3回南京国際ソフトウエア製品博覧会が9月に閉幕した。同博覧会では南京と国際的に有名なソフトウエア企業が合計69の契約を結び、投資総額は87億7千万元に上った。そのうち外資が8億2000万ドルを占めている。国家広播電視総局(ラジオ・テレビ・映画管理部門)の審査許可を経て、南京ソフトウエア園は「国家アニメーション・漫画産業基地」となった。
ここ数年、南京のソフトウエア産業は急速に発展している。2006年の市全体のソフトウエア産業の売上高は258億元で、4年で13倍に成長、売上高で全国の省政府所在都市のトップに立っている。南京は従来ソフトウエア業では有名でなかったが、今では「ソフトウエアの都市」になりつつある。
南京には48の大学、543の科学研究機関、国家と省級の重点実験室が79カ所あり、様々な専門技術の人材53万人を抱える。レベルの高い科学技術関連の人材が集まり、科学研究能力は高い。南京市政府幹部は2001年に、南京独特の技術人材面での強みを拠り所にしてソフトウエア産業を重点的に育成することを提唱。続いて南京市政府は、南京を中国のソフトウエアで有名な都市とすることを提唱してきた。
「人民網日本語版」2007年10月11日 |