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シングル男性減少?中国人口サンプリング調査結果分析
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· 2016-04-25 · 北京週報 |
タグ: 女性;人口;社会 | ![]() 印刷 |
(4)教育水準はどうなったか?
データ:10万人当たりの大卒者人口は5年前の8930人から1万2445人まで増加
国務院参事の馬力氏は、「国民が教育を修了する年齢の平均がますます高くなっている」と指摘する。
一方翟振武氏は、「これは主に高等教育が急速に進んだことによるものだ」との見方を示している。
(5)都市化率はどれだけ上がったのか?
データ:都市人口比率は5年前より6.20ポイント上昇
公報によると、都市・農村別人口では、都市住民人口が7億6750万人(55.88%)、農村住民人口が6億599万人(44.12%)だった。
翟氏は、「都市住民人口比率が55.88%だったことで、戸籍人口の都市化率を上げる上で良好な基盤が固まったことは間違いない」と指摘している。
(6)原住地・戸籍地不一致現象はどの程度深刻か?
データ:現住地と戸籍地が異なる人の数は5年間で11.89%増
公報は人口流動状況にも注目した。現住地と戸籍登録地が一致せず戸籍登録地を半年以上離れている人の数は2億9247万人で、そのうち市直轄区内居住者は4650万人だった。
現住地と戸籍地が一致しない人の数はなぜここまで急速に増えたのか?翟氏は、主にはやはり若者の流動によるものだと見ている。
翟氏は、「流動人口がこれほどまで膨大かつ増え続けているのは特殊な現象であり、中国社会の巨大な変化でもある。今後も増加が予想される」と指摘し、「中国はますます人口流動の激しい国になるだろう」と述べた。
「北京週報日本語版」2016年4月25日
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