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「九・一八」事変76周年、中国各地での記念行事

 

9月18日は"九・一八"事変(満州事変)の76周年の記念日である。中国各地の人々はさまざまな方式で記念行事を行い、「歴史を深く心に刻み、国恥を忘れず」という意思を表した。

「九・一八」事変の発生地である遼寧省の沈陽市は1995年から、毎年9月18日夜に、警報を鳴らしている。また2000年、増築された瀋陽「九・一八」歴史博物館の前に、「警世かね」が設置された。毎年9月18日夜に、瀋陽市では14回鐘をつき、東北地方の14年間にわたる陥落の歴史を記念し、国恥を忘れず、平和な時でも戦争の悲惨さを忘れないよう国民に呼びかけている。

「平和のために、鐘を鳴らしている」、と鐘をつく馮荆育さんは語った。「九・一八事変の記念日に鐘をつくだけではなく、いつでも平和を維持するために、警世の鐘を鳴らさなければならない。」

18日午後9時18分、鐘や警報サイレン、自動車のクラクションを鳴らして瀋陽市上空に響き渡らせ、国辱を忘れないよう市民に注意を呼びかける行事が行われた。

瀋陽「九・一八」歴史博物館の記念碑の前で、警世の鐘をつく式典を行い、"九・一八"事変76周年を記念している。

また、江西省、成都、大連、ハルビンなどの地方も、防空警報を鳴らしたり、抗日戦争中の物品を展示したり、無料で映画『南京』を見せたりして、さまざまな記念行事を行った。

「チャイナネッチ」2007年9月19日

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