全体会議は次のように強調した。期限通りの「小康社会」全面的実現という奮闘目標を達成し、経済社会の持続的で健全な発展を促進するためには、以下の原則を順守しなければならない。人民の主体的地位を堅持し、科学的発展を堅持し、改革の深化を堅持し、法による国家統治を堅持し、国内と国際という二つの大局の統一的計画を堅持し、党の指導を堅持する。
全体会議は「小康社会」全面的実現について、次のような新たな目標要求を打ち出した。経済の中高速成長を維持し、発展の均衡性、包括性、持続可能性を向上させた上で、2020年までに国内総生産と都市・農村住民一人当たり所得を2010年比で倍増させ、ミドル・ハイエンドの産業レベルを目指し、消費の経済成長に対する貢献を著しく増大させ、戸籍人口都市化率の向上を加速する。農業現代化を著しく進展させ、人民の生活レベルと質をおしなべて向上させ、我が国の現行基準下で農村貧困人口の貧困脱出を実現し、貧困県はすべて貧困県の名前を返上し、地域全体の貧困という状況を解決する。国民資質と社会文明度を著しく向上させる。自然環境の質を全体的に改善する。各方面の制度をより成熟させ、より定型化し、国家ガバナンス体系とガバナンス能力の現代化を大きく進展させる。
全体会議は次のように強調した。「十三五」期間の発展目標を実現し、発展の難題を解決し、発展優位性を十分に育成するには、革新的で、協調的で、グリーンで、開放的で、分かち合える発展理念をしっかりと確立し、かつ適切に貫徹しなければならない。これは我が国の発展全局に関わる深刻な変革である。全党の同志はこの変革の重大な現実的意義と深遠な歴史的意義を十分に認識するべきである。
革新的発展を堅持するには、革新を国家発展全局の核心的位置に据え、理論の革新、制度の革新、科学技術の革新、文化の革新等、各方面の革新を絶えず推進し、革新を党と国の一切の活動において首尾一貫させ、革新を全社会の盛んな潮流にしなければならない。