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停滞続ける世界、成長拡大させる中国 「世界賃金ランキング」発表
  ·   2018-12-12  ·  ソース:
タグ: 賃金;女性;社会
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中国の巨大な人口とスピーディな賃金上昇が世界平均レベルに影響を及ぼしていることは明らかであることは注目に値する。中国を除外した場合、世界の実質賃金成長率は、2016年の1.8%から2017年には1.1%まで低下することになる。

クレディ・スイスの予測によると、今世紀半ばまでに、アジア地域の新興国の世界経済に対する寄与率は55%に達する見込み。2008年の金融危機以降の10年間において、世界の賃金成長に対する中国の寄与率は、ほとんどの年において年成長率のほぼ半分に相当している。

〇大きい男女の賃金格差

また報告によると、世界規模で女性の平均賃金は、男性に比べ約20%低い。

ILOは、「富裕国では、男女の賃金格差は、おもに高額所得者層に見られる。一方、中・低所得国家においては、男女の賃金格差は、低賃金の労働者層に顕著化している」と指摘する。

ILO国際労働機関の計量経済・賃金関係専門家であるRosalia Vazquez-Alvarez氏は、「多くの国家では、女性の学歴は男性を上回っているが、収入については、男女が同じポストについていても、女性の収入は男性より低くなっている」と指摘した。

このほか、賃金格差に影響を及ぼすもう一つの要因は、「母親という立場」にあるとしている。

報告によると、子供がいない女性と比べ、働く母親の賃金は、低く抑えられている場合が多い。これは、キャリアが一旦中断すること、就労時間が減ること、低賃金でも家庭との両立に有利な職に就く傾向が高いことなど、複数の要因が絡んでいる。

ILOのライダー事務局長は、「男女の賃金格差は、今の社会で最も不公平な問題の一つである。あらゆる国家は、その背後にある原因をしっかりと把握・理解し、『賃金の男女平等』を1日も早く実現できるよう努めなければならない」と強調している。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年12月12日

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