ホーム >> 社会 >> 本文 |
米メディア、SNSに左右される中国の女性たち
|
· 2016-04-20 · 人民網 |
タグ: 女性;結婚;社会 | 印刷 |
米国メディアによると、ここ数カ月、中国の女性は一方では美しい外見に対する極端な期待を受け、もう一方では女性の自立を応援する社会を獲得し、SNSによってジェットコースターに乗せられているように見える。因みに中国社会では30歳近くになってもしていない女性は「剩女」と言われている。参考消息網が伝えた。
米AP通信社の報道によると、ここ数カ月の間で中国のSNSにはプロポーションを公開するという一連のブームが登場してきた。例えば、女性のスリムなウエストが縦幅21センチ規格のコピー用紙にすっぽり隠れるかをチェックする「A4ウエスト」、ほっそりした女性の脚がアップル社のiPhone6に覆い隠されるかどうかをチェックする「アップル脚」、また最も新しいチャレンジとして女性の腕が百元札で巻けるかどうかをチェックする「百元腕」などだ。
報道によると、これら一連のネットのブームはフェミニストから不健康な風潮だと非難を集め、これらのバロメーターに達しない女性の気持ちを傷つけているとの批判を受けている。またこれらのブームが一世風靡するのはまさに中国女性が教育水準、専門的な能力、経済的地位において以前より高いレベルに達している時だ。しかし、中国の女性が古い壁の打破を試みる中、彼女らは依然として早く結婚して子供を産み、家族の世話をするプレッシャー、更に痩せていることが美しいという従来の審美観に直面している。
北京の社会学者吳強氏は、「依然として男性主導の審美観が主流を占めており、ネットやニューメディアがこの手のトレンドを広めている」と話す。
2次のページへ |
|