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「幸福」をコレクションする王艶平さん
本誌記者・金知暁  ·   2022-11-23  ·  ソース:北京週報
タグ: 結婚;コレクション;文化
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民国時代の「囍」入りの刺しゅうで作られた婦人靴のレプリカ

現在、王さんはもはやプロのバレエダンサーではないが、彼女はコレクションによって、もう一つのアート人生を歩み続けている。

中国北部にある内蒙古(内モンゴル)自治区呼倫貝爾(フルンボイル)市から東北地方、さらには蘇州市、杭州市、重慶市など、時間があれば、王さんは息子と娘を連れ、親友も何人か誘って、一緒にコレクションの旅に出る。

「囍」にまつわる品物を集める上ではさまざまな苦労があり、妹が結婚するからと言って店主と値段を交渉したこともあれば、雲南省大理市の川辺で野菜を洗っていた女性が持っていたほうろうの洗面器を買い取るため、あれこれと説明したこともあった。また、2014年には審美眼を養うべく、北京大学の古代美術とコレクション鑑賞の上級研究コースに参加し、中央美術学院にも通って西洋美術史を学んだという。

「この鏡を見てください。一見普通の鏡ですが、物不足で貧しかった時代に、20人以上の人がお金を出し合って買った新婚夫婦への贈り物です」

「囍」の文字が刻印されたほうろうの洗面器

「この壁に飾ってあるほうろうの洗面器は、生産を中止した工場から譲り受けたものです。飛行機の中でたまたまこのお店に関する新聞記事を読んで、降りてすぐに工場に連絡したんですよ」

20年以上をかけて、「囍」と書かれたものなら何でも集めてきた王さん。現在、翡翠や磁器をはじめとして、銀や青銅、鉄の器、さらに竹や木、刺しゅう、版画など、王さんのコレクションはすでに数千点を超えており、北京や上海などで展示会を開き、モスクワの東洋美術センターにも招待されたという。

モスクワの東洋美術センターで展覧会を開いた際に来場者たちと記念写真を撮る王さん(写真右側)

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