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◇ブログ10周年・祝結婚メッセージ③完◇
~約束通り“内助の女王”になってください~
元南京大学日語科教師・斎藤文男  ·   2018-06-25
タグ: 卒業生;南京大学;中日交流
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◇ハルピン、北京で結婚式と披露宴◇ 

結婚式はふたりの故郷であるハルピンと、現在住んでいる北京の2会場で開かれた。パルピン会場では、朝鮮族のチマ、チョゴリを身にまとい、年長者が伝統的な音楽に合わせて踊ったりする民族色ある本式の結婚式。北京会場は、双方の家族や親友、同僚らを招待しての披露宴。ここでは式場の飾りや内容をふたりで考えて準備したという。「結婚前に彼から素敵なプロポーズをいただいたので、今回は私から彼への手紙を朗読し、指輪をプレゼントしました。」と彼女はメールで報告してくれた。

新郎にプロポーズ返礼の手紙を読む安莉さん 

手紙は伴侶に対する思い遣りに満ちた内容で、3年前北京の南鑼鼓港で初めて出会ってから、これまで温かい心のこもった協力や援助に感謝し、この2カ月間は、仕事とこの日の準備のために多忙になったことを労った。

そして、「私は最良の人と出合い、とても幸せです。一人から二人にそして新しい命も宿り、これまであなたについて来て温かな家庭を持つことが出来るようになりました。これからは私と子供があなたの前進する動力となり、風と波を避ける港のような家庭を築き、あなたを全力で応援していきたいと思います。」と、ちょっと長めの手紙を読み上げた。

民族衣装で踊りを踊って祝う参加者 

北京での披露宴の日は、彼女の両親の結婚式の記念日と重なり、彼から両親に花束が贈られ、二重の喜びになった。

彼女は4年生最後の作文で、私の「日本時事」の授業が面白くてためになったと感謝の言葉を添えて書いてくれた。卒業後5年目になる今年の賀状メールでは、結婚式の準備の様子を知らせてくれるとともに、「先生と約束した通り、“内助の女王”になります」との決意が改めて書かれていた。教え子が理想の伴侶と出会って妻となり、母となり、女王となることを知らされ、これからは幸せいっぱいの家庭になるよう、一衣帯水の対岸からそっと見守り続けていきたい。(筆者撮影の写真以外は、安莉さん提供)

「北京週報日本語版」2018年6月25日

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