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中国、日本の防衛白書初の「台湾」明記に「断固たる反対」表明
  ·   2021-05-18  ·  ソース:人民網
タグ: 台湾地区;釣魚島;政治
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外交部(外務省)の華春瑩報道官は14日の定例記者会見で、日本の2021年版防衛白書の台湾地区関連の記述について質問に答えた。

【記者】日本の2021年版防衛白書が「台湾情勢の安定は日本の安全保障や国際社会の安定にとって非常に重要」と初めて明記したうえ、中国の軍事的動向が懸念を招いていると記したと報じられた。白書はさらに、中国海警局の船舶による釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺での活動を国際法違反だとしている。これについて中国側としてコメントは。

【華報道官】このところ日本側は立て続けに中国の事を問題にし、中国の内政に粗暴に干渉し、中国の正常な国防建設と軍事活動に不当な非難を加え、中国の正当な海洋活動についてとやかく言い、いわゆる「中国の脅威」を誇張している。これは極めて間違った、無責任なことだ。中国はこれに対し強い不満と断固たる反対を表明する。すでに日本側に厳正な申し入れを行った。

台湾地区は中国の領土であり、台湾問題は完全に中国の内政だ。中国は、いかなる国がいかなる手段で台湾問題に干渉することも断じて許さない。中国は統一されなければならないし、必ず統一される。釣魚島及びその附属島嶼は中国領土の不可分の一部であり、中国が釣魚島海域で巡航・法執行活動を行うのは自国の固有の権利の行使であり、正当な法執行である。日本側が考え方を正し、中国の主権への尊重及び地域の平和・安定維持への誠意を示すことを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年5月17日

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