（３）「中日韓＋Ｘ」モデルを作り、地域の持続可能な発展を促進する。３カ国の優位性を結集し、「中日韓＋Ｘ」モデルを通じて、生産能力協力、防災・減災、省エネ・環境保護などの分野で共同プロジェクトを実施し、地域諸国のより良く、より速い発展を牽引・促進しなければならない。

（４）人的・文化的交流を深め、民意の基盤を強固にする。３カ国の歴史・伝統における人的・文化的つながりを十分に掘り起こし、文化や教育、観光、メディアなどの分野における交流・協力を強化し、心の交流を促進する。人の行き来を拡大し、青少年交流を強化する。

（５）技術革新を奨励し、貧困削減、環境保護、災害対策などを推進し、世界の包摂的な成長を促進する。

李総理はさらに次のように強調した。「中日韓３カ国は共同で努力し、地域の安定と繁栄を維持し、世界の平和と発展のために貢献するべきだ。人類運命共同体の構築を推し進め、恒久的に平和で、普遍的に安全で、共に繁栄し、開放的で、包摂的な、クリーンで美しいアジアと世界を共に作り上げていく。朝鮮半島非核化の実現を推し進めるために、対話による解決という大きな方向、非核化という大きな目標、個別対策と抜本的対策を兼ね備えるという大きな原則を堅持し、朝鮮半島問題の政治的解決と恒久的平和を実現するために積極的に貢献していく。『一帯一路』（『シルクロード経済ベルト』と『２１世紀海のシルクロード』）を共に協議し、共に構築し、共に享受し、政策交流と協調をさらに強化し、３カ国の企業が様々な形で協力できるよう導いていく」。

「北京週報日本語版」2018年5月10日