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甘粛省敦煌の砂漠で「飛天」なりきり写真撮影が大人気に
  ·   2023-06-13  ·  ソース:人民網
タグ: チベット;暮らし;社会
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優雅なシフォン生地の衣装を身にまとい、漢や唐の時代を彷彿させるクラシカルなメイクを施し、果てしなく続く砂漠を歩き、思い出のワンショットを残す「飛天」なりきり写真撮影が今年の夏、「シルクロードの旅」で人気のオプショナル体験となっている。中国新聞社が報じた。

6月以降、観光客が数多く訪れ、ラクダが長蛇の列を作る甘粛省敦煌市の砂漠に、同市にある「莫高窟」に残る壁画の踊りを再現した「敦煌舞(ダンス)」の愛好家も押し寄せ、「シルクロードの旅」を楽しんでいる。こうした旅行者は、「飛天」コスチュームを代表とする各種伝統衣装を身にまとい、ネット上で大人気の観光地である鳴沙山の月牙泉や玉門関、陽関などを訪れ、写真を撮影したり、ライブ配信をしたりしている。そして、さまざまな伝統的なコスチュームが、神秘的なムードを漂わせ、歴史あるシルクロードに花を添えている。

敦煌で旅行者を対象に「飛天」をテーマにした写真撮影サービスを提供する店のオーナー・李大州さんは、「数ヶ月先まで予約が詰まっている。カメラマンは、いつも鳴沙山に登ったきりで、一番暑くなる正午に一息つけるぐらいだ。今年、敦煌では、旅行者を対象にした写真撮影店が100社以上できた。敦煌文化を代表する飛天コスチュームのほか、西域プリンセスといった、中国の『西域』テイストの衣装が旅行者の間で大人気になっている」と説明する。

敦煌市文化・観光局の11日の最新データによると、莫高窟や鳴沙山の月牙泉といった敦煌の6大景勝地を今年訪れた観光客は延べ約140万人に達し、2019年同期比で31.07%増となっている。

敦煌市鳴沙山・月牙泉景勝地サービスセンターによると、旅行者を対象とした写真撮影サービスを導入したのは、観光客を呼び込むほか、敦煌の歴史文化と多民族文化の「融合」をPRするためという。

四川省成都市に住む女性・奥楠さん(仮名)は今年、敦煌の砂漠で優雅な「飛天仙子」になりきった写真がきっかけで、SNSのフォロワーが何倍も増えてすでに約100万人に達している。「敦煌の『素敵』な部分を発見し、それを自分なりの方法で発信するというのは、とてもいいことだと思う」と奥楠さん。

また、「飛天」なりきり写真撮影を体験したという山東省から来た観光客・胡雯さんも、「伝統衣装を着て砂漠で写真を撮影するというのはここでしかできない体験。ユニークな旅行スタイルでもあり、現地の風土や人情、文化的雰囲気をじっくり堪能できる」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年6月12日

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