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豊かな自然に恵まれた民俗観光 中楡樹店村が歩み出した農村振興の道
本誌記者・金知暁  ·   2021-04-28  ·  ソース:北京週報
タグ: 農村振興;生態環境;社会
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「私は生まれてこのかたずっと農民で、教養もありませんが、みなさんが私のことを信じてくれる限り、私は今まで同様に村民のみなさんと一緒に頑張っていきます」

このほど終わったばかりの村の中国共産党の党組織と村民委員会の幹部改選選挙で彭興利さんは圧勝し、中楡樹店村の党支部書記兼村民委員会主任に再任された。今年60歳の彭さんは村の末端幹部を務めてもう36年になる。

「全国農村観光重点村」など数多くの栄誉称号を授与されてきた中楡樹店村は、北京市最北端の懐柔区喇叭溝門満族郷に位置しており、独特かつ美しい生態環境により、毎年大勢の観光客を集めるレジャースポットとなっている。

北京市懐柔区喇叭溝門満族郷中楡樹店村で党支部書記兼村民委員会主任を務める彭興利さん(写真=本誌金知暁記者)

1985年、24歳の彭さんは中楡樹店村の村民委員会主任に選ばれ、同年中国共産党に入党した。しかし当時、山奥にあるこの小さな村はトウモロコシの栽培だけが収入源であり、村民には貯蓄がなかったという。貧困から脱却するため、彭さんは村民たちとともに10年以上の時間を費やし、村を有名なトウモロコシの種子生産専門村にした。そして2000年、彼は率先して肉牛の飼育を模索し始め、さらに懐柔区における養殖コミュニティ建設の支援策を活用し、村内で2つの肉牛飼育コミュニティを立ち上げ、さらに10年かけて村の産業モデル転換を図った。

2010年、中楡樹店村は支援策のもと、8カ月の間に村全体で120世帯の標準化農村新居の建設を完成させた。このように村のハード面は整ったが、彭さんによれば、「肉牛の飼育は朝から晩まで働かないといけないし、村の衛生環境にもよくありません。それに若者はほとんどが出稼ぎに行ってしまいました」とのことで、村のためにまたも新たな発展のチャンスを探し始めたのだった。

そのヒントになったのは、先祖代々村民たちが守ってきた白樺林だ。人々の生活レベルが向上するにつれ、村の近くにある優れた生態環境の白樺林観光エリアには、北京市内のみならず地方からの観光客も集まるようになっていた。「毎日、あれほど多くの車が村を通って白樺林に向かっていくのだから、そのうち3分の1が村で宿泊してくれれば、大きな収入になるはずです」と、彭さんは村で民俗観光を発展させようと考えた。

ハード面では、彭さんは村民たちとともに道路のアスファルト舗装や村の緑化、満族文化の展示、観光桟道の敷設などを行った。また、ソフト面では村民向けに料理と接客などに関する研修会を開き、営業許可書の取得を手伝い、さらに民俗観光合作社(協同組合)を立ち上げ、サービス基準と料理の値段を統一した。

現在、中楡樹店村の民俗観光は軌道に乗っており、村の115世帯のうち65世帯が携わり、1世帯当たりの年間所得は5万元を超えた。また、出稼ぎに行っていた村民の多くも村に戻り、民俗観光業を始めるようになった。最近、彭さんは村の民俗観光の標準化とブランド化を図るため、このほど入選した「2020年度農村文化・観光人材支援プロジェクト」を活かし、専門企業との協力を進める計画を立てている。

民宿の客室を紹介する彭さん。この部屋には黄土に麦わらを混ぜて作られた土壁など、満族の伝統的な家屋の特徴がそのまま残されている。(写真=本誌金知暁記者)

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