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深圳に留まることを決めた老人ホーム院長の徐さんの年越し
  ·   2021-02-14  ·  ソース:北京週報
タグ: 春節;帰省;社会
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安徽省淮北市出身の徐岩岩さんは深圳市竜華区晩晴苑老人ホームで院長を務めており、全国各地から来院した100人以上のお年寄りを同僚たちと世話している。新型コロナウイルス感染症からお年寄りの健康を守り、感染のリスクを減らすため、こちらの老人ホームでは現在、封鎖式管理を行っている。家族と一緒に春節(旧正月、今年は2月12日)を過ごせないお年寄りにより行き届いたケアをするため、また政府による今いるところでの年越しの呼びかけに応じて、徐さんは今年、夫と5歳の子供とともに深圳市に留まり年越しをすることにした。

これは2009年から深圳市で働き始めた徐さんにとって、初となる帰省をしない年越しだ。深圳市で暮らしているとはいえ、これまでの春節は必ず時間を作って帰省をし、両親と過ごしていた。「両親に帰省できないと伝えた時、少しがっかりしていましたが、私が決めたことを理解してくれました」と徐さんは語る。

今年、深圳市では1600万人以上が現地に留まり年越しをすると見込まれており、竜華区では帰省をしない人々のためにデジタル人民元の紅包(ご祝儀)が当たる抽選イベントを開催し、徐さんは幸運にも当選者の1人となった。この幸運をより多くの人々と分かち合うため、彼女は賞金のデジタル人民元でスナックや牛乳を購入し、老人ホームのお年寄りやスタッフに配った。

「帰省できず両親と一緒に過ごせなくても、ここにはお年寄りや同僚たちがいて、私の家族のようなものです。私はお年寄りと触れ合うのが好きなので、一緒によい新年を迎えられるよう願っています」と徐さんは語った。(写真=新華社提供)

深圳市竜華区のスーパーで食品を購入する徐さん

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