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北京-張家口結ぶ高速鉄道が開通 時速350kmで自動運転
  ·   2019-12-31  ·  ソース:人民網
タグ: 高速鉄道;自動運転;社会
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世界初の北斗衛星ナビゲーションシステムを採用して自動運転など諸機能を実現したスマート高速鉄道——京張高速鉄道(北京-張家口)が30日、正式に開通した。

スマート版「復興号」が北京-張家口を1時間で結ぶ 

12月30日には京張高速鉄道の開通と同時に、崇礼鉄道(下花園北駅-崇礼区太子城駅)、大張高速鉄道(大同-張家口)、呼張高速鉄道(呼和浩特-張家口)も稼働した。こうした鉄道により華北地域の移動時間が急速に縮まった。

張家口駅から北京北駅までの所要時間は、3時間7分だったのが最速で約1時間に短縮された。呼和浩特駅から北京清河駅までは9時間15分だったのが最速で2時間9分に、大同駅から北京清河駅までは最速で1時間42分に短縮された。

速度が驚異的なばかりでなく、京張高速鉄道は「賢い」高速鉄道でもあり、世界で初めて北斗衛星ナビシステムを採用して自動運転などの機能を実現したスマート高速鉄道でもある。

中国国家鉄路集団有限公司高速列車制御システムプロジェクトのチーフエンジニア莫志松氏は、「時間になったら自動的に運転をスタートし、運行区間を自動走行し、駅に着けば自動的に停車し、停車すると自動的にドアが開く……復興号は時速350キロメートルで運転していても1回の制動操作で停車し、停止位置の誤差は10センチメートル以内で、約15%の省エネを達成した」と述べた。

京張高速鉄道は「復興号」CR400BF型車両をベースに、先頭部分の設計に改良を加え、スマートモジュールを増やし、列車の抵抗力を10%前後低下させ、エネルギー消費量を8%削減し、各種性能がより向上したという。

京張高速鉄道は「最強の頭脳」でスマート運行を実現した。スマートが特徴の京張高速鉄道は北斗ナビシステムと連動、自動運転を実現した。中国鉄道科学研究院機関車車両研究所の張波研究員の説明によれば、「運転室には今まで通り運転手がいるので、旅客は心配しなくていい。運転手の職能が変わっただけだ。これまでの高速鉄道の運転手は運転に最も精力を傾けていたが、スマート高速鉄道では、精力は故障時の応急措置に最も注がれることになる。こういうわけで運転手の労働強度は大幅に低下した」という。

京張高速鉄道は「最強のエンジン」で勾配運行時の緊急対応を保障する。京張高速鉄道の八達嶺区間の勾配は33‰に達し、改良後の「復興号」なら動力が半分に減っても、スムーズに坂道を上ることができる。列車走行時に車両底部にあるバッテリーに充電し、パンタグラフが故障して一時的に電流が切断された状態になると、バッテリーが最寄り駅までの走行を保障する。また車体に設置された数千個のモーションセンサーがリアルタイムで「復興号」を「診断」し、得られたデータはさながら列車の「健康データ」で、運営メンテナンス部門が「健康状態」を随時に把握して、故障に対する予測や警告を行えるよう保障する。

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