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青年意識調査、「セルフメディアの経験がある」45.6%
  ·   2019-11-11  ·  ソース:人民網
タグ: 若者;セルフメディア;社会
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中国青年新聞社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)は先週、18歳から35歳の青年1870人に対する調査を実施した。その結果、回答した若者の72.0%は、「周囲にセルフメディアを運営する人がいる」と答えた。「セルフメディアを運営した経験がある、または現在やっている」とした人は45.6%に上った。また、52.8%は、「セルフメディアのプラットフォームを通じたキャリアの発展について具体的な目標や計画がある」と答えた。中国青年報が伝えた。

「セルフメディアを運営した経験がある、または現在やっている」45.6% 

成都のある大学院修士課程1年の曲佳さん(仮名)は、先輩の女性を手伝い、大学院受験関係の公式アカウントの運営に携わっている。このほか、自分個人のアカウントも持っている。「先輩を手伝い公式アカウントを運営することに多くの時間を割いている。そこで普段発信している文章はクオリティが高く、大学院受験を希望する学生たちが私たちのカリキュラムに参加しており、そこからいくらかの収入を得ている。文章の執筆も担当しており、原稿料やレイアウトデザイン関連の報酬を得ることもある」と曲さんは言う。

北京でセルフメディアを運営している毛毛さん(仮名)は、あらゆるセルフメディア・プラットフォームに自分のアカウントを開設している。主に科学技術や自動車、インターネット関連のコンテンツを扱い、各アカウントのフォロワーは軒並み1万人を上回っているという。

中国社会科学院大学の羅自文教授は、「メディアコミュニケーション技術の発展とそのあり方の変化に伴い、ますます多くの若者がセルフメディアを始めている。趣味としてやっている人もいれば、職業としての成功を追求している人もいる。社会が発展するにつれて、各人ごとに個性化したニーズは高まり続けており、セルフメディアは成長産業だと言っていいだろう」と指摘した。

調査に回答した若者が利用するセルフメディア・プラットフォームで多かったのは、微信(WeChat)公式アカウント(54.7%)、ニュースアプリ「今日頭条」の認証アカウント「頭条号」(50.8%)、ショート動画アプリ「Tik Tok(抖音)」(46.6%)など。このほか、百度の百家号(28.9%)、快手(24.8%)、捜狐号(17.5%)、微視(12.4%)なども挙がった。

曲さんは、「私の周囲には、セルフメディア・プラットフォームで何か書いている人がかなり多い。でも皆学生なので、それを職業にしている人はいない。セルフメディアを運営するには、まず、多くのアクセスを得るためにはどのような内容が良いのかを理解しなければならない。さらには、文章作成、編集、動画撮影、画像加工などのスキルも必要だ。それらを身に付けられれば、その後のキャリアアップの助けになるだろう」との見方を示した。

若者がセルフメディアというルートを通じて自らのキャリアを発展させることについて、若者の66.1%は、「さまざまな興味を育て、各方面での能力を高めるのに役立つ」と考えていた。このほか、「時代の潮流にマッチしており、トレンドのキャリア発展の仕方だと思う(56.0%)」、「セルフメディアを通じて、さまざまなタイプの人々と接し、人間関係を幅広く開拓することができる(51.6%)」などの意見があった。だが一方で、「セルフメディア・プラットフォームは不安定であり、何の保障もなく、長期的な職業とすることはできない(32.8%)」、「セルフメディア・プラットフォームでは、専門能力を育成することはできない(13.7%)」といった否定的な声もあった。

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