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ますます高まる若者の健康ブーム、ヘルスケア市場は大盛況
  ·   2019-10-14  ·  ソース:人民網
タグ: ヘルスケア;健康;社会
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「キサントフィルは目を保護する」、「コラーゲンはアンチエイジングに効果的」、「乳酸菌は胃腸のバランスを整える」といったように、起床して顔を洗ったあと、マルチビタミンを湯冷ましで飲み下すことが、楊悦さん(23)の毎朝の日課となっており、「これを飲むと元気が満ちてくる感じがする」と話す。工人日報が報じた。

現在、楊さんのように健康食品をおやつのように食べ、ヘルスケアを日課としている「80後(1980年代生まれ)」や「90後(1990年代生まれ)」の若者たちが増加の一途をたどっている。ヘルスケア(養生)は、高齢者だけが関心を抱くテーマではなく、若者のライフスタイルにもなりつつある。

「ビールにクコ、コーラに党参を入れる」や「穴あきジーンズを履いて使い捨てカイロを貼る」、「夜更しをしながら、フェイシャルマスクをつける」といった従来とは全く異なる新たな「パンク養生法」が流行の兆しを見せている。また、睡眠計、保温マグカップ、健康茶、サプリメントなど従来のヘルスケア製品も、若者の間で売れ行きが好調になっている。

〇若者もヘルスケアに熱心 

陸凡さん(31)は北京にあるインターネット関連企業でプログラマーとして働いている。自宅・職場に関わらず、陸さんの机の上は、さまざまな種類の健康食品が入った箱で埋め尽くされている。

陸さんは2006年、家族に薦められてプロテインを摂り始めた。「最初の頃はあまり気が進まず、体の調子も悪くないのに何でこんなものを摂取しなきゃいけないのかと考えていた。だが、しばらくすると、長年よくなかった胃腸の調子が少し改善されたので、続けるようになった」と陸さん。今ではプロテインや基本ビタミン類などのサプリメントだけでも彼は毎月、およそ1300元(約2万円)ほど費やしているという。

身体は革命の基本であり、失ったときに初めて健康を意識するのでは遅すぎる」と、せっせとヘルスケアに励む陸さんは、「アップテンポの日常生活、ストレスの大きい仕事、加齢による病気の若年齢化傾向、健康に対する意識向上はいずれも、若者たちがヘルスケアに取り組み始めた原因だ」との見方を示す。

2018年に発表された「国民健康関心度ビッグデータ」によると、30歳以下の若年層の間で、血管、血糖、高血圧、クコ、足湯、ショウガ、胃腸、肝臓ケア、尿酸、腎臓ケアなどがいずれも注目を集めたヘルスケア関係のホットワードとなった。

消費市場では、ヘルスケアに対する巨大な若者のニーズが生じている。生活関連サービス・プラットフォームのアリババ傘下「口碑網」が発表した消費ビッグデータによると、オフラインのヘルスケア市場利用者で若者が占める割合がどんどん高まっている。26歳以下の「90後」消費者のフットマッサージや漢方養生などヘルスケア関連消費が占める割合は29.6%に達した。

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