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ネット用語による思想表現を好む若者の言語力はより低下の調査結果
  ·   2019-03-22  ·  ソース:人民網
タグ: ネット;若者;社会
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 ネットワーク環境のもとで、若者が、自分の思想や感情を表現するためにネット用語を使う傾向は、高まる一方となっている。ネット用語は、ユーモアに富み活き活きとしている場合もあるが、文化的素養に欠けるという問題も同時に存在する。ネット用語の使用が習慣となっている多くの若者の言語力はますます乏しくなり、彼らが時々用いる成語(四字熟語)を見ても使い慣れていない印象を受ける。中国青年報が伝えた。

中国青年新聞社社会調査センターと問巻網はこのほど、2002人を対象としたアンケート調査を実施した。この結果、回答者の76.5%は、「自分が使う言葉がますます貧弱になってきていると思う」と答えた。若者が自分の使う言葉の中で乏しさが感じられる点は、「詩句をほぼ使うことができない(61.9%)」や「複雑な修辞法が使えない(57.6%)」だった。

〇「自分が使う言葉がますます貧弱になってきていると思う」76.5% 

中央美術学院で美術史を専攻している丁さんは、「みんな、他人を褒める時には、決まり文句を使うことが習慣になっている。あるいは、過度に大袈裟な言葉を使っている。中国語には、他人に気持ちを伝えるための豊富な語彙があるが、今はその多くが簡略化されている。例えば、面白い事象に出会えば、皆はただ『ハハハ』と言うだけだ」と話した。

調査によると、回答者の76.5%は、「自分が使う言葉がますます貧弱になってきていると思う」とはっきり答えている。その最も目立った現象として挙げられたのは、「詩句をほぼ使うことができない(61.9%)」と「複雑な修辞法が使えない(57.6%)」だった。

西安交通大学電気工程学院の大学生・梁傑さんは、「普段、成語や詩句を使うことはほぼ皆無だ。修辞も使えないものがある。無意識に他人の話す言葉をコピーしている。自分の意志を伝えるのに、ワンパターンの言葉しかつかえない。頭の中にあることが思い浮かんでも、それをきちんと表現することができない」とした。

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