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北京でサービス業が高学歴者の主要就業分野に
  ·   2018-01-17  ·  ソース:北京週報
タグ: サービス業;就職;社会
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就業構造の変化により、北京の階級構造にも顕著な変化が生じている。「中産」を、大学程度専門学校卒以上の学歴を持ち、ホワイトカラー職業に従事していると定義するならば、中産階級にはこれまで公認されていたホワイトカラーの職業、つまり国家機関、党・大衆組織、企業、政府系事業組織責任者、専門技術者、行政機関事務員だけでなく、高等教育を受けた商業サービス業従事者も含まれることになる。

職業と教育という2つの指標を総合して考えてみよう。2015年の国家統計局1%人口抽出北京データに基づくと、国家機関、党・大衆組織、政府系事業組織責任者、企業体責任者、専門技術者、行政機関事務員といったこれまで中産階級として公認されてきた職業従事者の割合は合計で39.3%だった。商業サービス業従事者の割合は43.0%に達し、そのうち40%近くが大学程度専門学校卒以上の学歴保有者だった。つまり、商業サービス業従事者で大学程度専門学校卒以上の学歴を持つ者が就業人口全体に占める割合は16%前後になる。中産階級として公認されてきた職業の従事者と商業サービス業従事者のうち高学歴者という2者を合計すると、北京の中産階級の割合は56%前後ということになる。

このほか、製造業のモデル転換・バージョンアップの過程で、企業の生産自動化・インテリジェント化時代の到来にしたがって、産業労働者階級のうち、四大卒以上の割合も6.6%に達し、大学程度専門学校卒以上の割合は14.3%に達している。こうした高学歴の生産労働者たちも中産階級と見なされる教育を受けた層に入り、その仕事も肉体労働ではない。したがって、彼らも中産階級の重要な一員である。

以上から推測すると、北京の中産階級の割合は60%前後ということになる。そのうち、商業サービス業従事者はすでに中産階級拡大の最も主要で新たな担い手となっている。北京はすでに「紡錘型」の社会構造になり、中産階級はこの社会の主体であり、肉体労働職業階級の割合は大幅に減ったと言っていいだろう。

「北京週報日本語版」2018年1月17日

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