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「実戦」と「型」の結合こそが中国武術の正道
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本誌記者 李南 · 2017-06-15 · ソース: |
タグ: 中国武術;正道;社会 | 印刷 |
改善が望まれる伝統武術競技大会評価体系
国内の多くのスポーツ競技大会のベテラン審判であり海南省武術段位認定試験認定員長である肖氏は、伝統武術の競技大会評価体系にも深刻な欠陥があり、改善が強く望まれると考えている。「中国の競技大会評価体系は定量化、規範化、科学化へと向かわなければならない」と肖氏は言う。
肖氏は次のように指摘する。「定性評価体系には人為的操作が加わることが多く、本来なら優勝するべきである多くの選手が人為的操作によって優勝できないケースがある。試合によっては、審判比べ、関係比べ、権威比べの場になっていることもある。中国武術界ではこのような好ましくない現象がとりわけ深刻だ」。
肖氏は次のように考えている。「中国武術は運営管理モデル、教育訓練方式、競技大会評価体系などの面で大きな改革を行わなければならない。そうでなければ、中国伝統武術の先行きが案じられる」。
肖勤氏プロフィール:
1962年生まれ、湖北省大冶市出身。海南省武術協会副会長、海南師範大学体育学院武術教授、武術・民族伝統体育修士課程指導教授、中国武術八段。海南軍区偵察中隊捕縛格闘技総教官を務めた。また、中央テレビ局スポーツチャンネル番組『武林大会』専門家審査員、試合主審であり、全国ムエタイ選手権第1~7回大会試合審判なども務めている。ロシア、ウクライナ、ブルガリアでの武術講義経験多数。
「北京週報日本語版」2017年6月15日
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