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光ストレージが業界高度化の重要な方向性に
  ·   2022-01-11  ·  ソース:人民網
タグ: デジタル;ストレージ;経済
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世界的な調査会社の米ガートナーがこのほど発表した2021年第3四半期(7-9月)のストレージ市場報告によると、同期の世界ストレージ市場の売上高は前年同期比2.9%増の349億元(約6338億円)になった。製品を見ると、従来型の市場は縮小した一方、オールフラッシュストレージや分散ストレージなどの新型市場が力強く成長した。世界のデジタル経済の加速的な発展に伴い、ビッグデータ、人工知能(AI)、ブロックチェーンなどの新技術と実体経済との融合が加速し、新たな形態のストレージ製品が高度成長期を迎えることが予想される。「経済日報」が伝えた。

デジタル経済は新時代の近代化経済システム建設の重要な原動力になった。中国科学院科学技術戦略コンサルティング研究院が発表した報告では、社会経済の各分野でデジタル化建設が推進されるのに伴って、データストレージのニーズが指数関数的に増加し、データセンターや5Gなどの新型インフラがデジタル経済発展に基礎的な保証を提供したと同時に、エネルギー消費量の多さやコストの高さといった問題も生み出した。電気ストレージ、磁気ストレージ、光ストレージを重要な柱とするデータストレージシステムを構築することは、中国のデジタル経済の安全で効率の高い発展を保証する上で重要な意義を持つ。

ストレージ業界を全体として見ると、ストレージの媒質によって、主に電気ストレージ、磁気ストレージ、光ストレージの3種類に分かれる。大量のビッグデータの中で、データの大部分はコールドデータに属し、つまり、3ヶ月後のアクセス頻度は極めて低いものだ。通常のハードウェアのストレージや半導体ストレージという方法でこうしたデータを保存すると、データセンターのエネルギー消費を大幅に増加させる。機械ハードディスクの寿命は通常は5年であり、データを長期的に保存するとストレージの媒質を絶えず更新することになって、コストもセキュリティリスクも大幅に増加する。

同研究院科学技術発展戦略研究所の王暁明副所長は、「現在主流の電気ストレージ、磁気ストレージはエネルギー消費の多さとコストの高さという深刻な発展のボトルネックに直面している。光ストレージは読み書きの速度が相対的に遅いが、コストが低く、安全性が高く、グリーンで省エネルギーであり、ストレージの寿命が長いといった特徴があるので、ホットデータ・コールドデータの保存にかかる圧力を緩和する重要な方法だ。光ストレージ技術を利用してホットデータ・コールドデータを大規模に保存し、磁気ストレージと電気ストレージの技術を利用して高頻度にアクセススするデータを保存し、高効率のデータ保存システムを構築すれば、データの完全性と規模の大きさを保証することができ、データの分類保存と高効率の読み書きを実現し、さまざまなタイプのデータの短期的と長期的価値を十分に発揮させることができる」との見方を示した。

外部の発展環境を見ると、中国はソリッドステートドライブ、磁気ドライブ、磁気テープ、半導体などのデータ保存分野でいずれもボトルネックの問題に直面しており、ストレージ分野の発展における優位性を速やかに構築する必要がある。王氏は、「現在、中国は電気ストレージと磁気ストレージの分野でまだ国際競争上の優位性は備えておらず、特に磁気ディスク市場は米国企業と日本企業に独占されている。現在、世界の光ストレージ技術・産業はまだ成熟期には入っておらず、中国のリーディングカンパニーと研究機関は世界の先端レベルと歩調を合わせてイノベーションを遂げ、さらには産業の技術発展の方向を引っ張る存在になるものと期待される」と述べた。

技術のルートマップを見ると、ホログラフィックストレージが次世代光ストレージ技術と見なされている。中国のトップクラスの光ストレージハイテク企業の紫晶存儲の鄭穆会長は、「現在の保存方法と比べ、ホログラフィックストレージ技術はテラバイト(TB)レベルを超える保存容量を提供し、より大きなビッグデータ保存のニーズに応えることになり、データの読み取り速度がより速くなるだろう」との見方を示した。

産業のロードマップを見ると、ホログラフィックストレージは今後3年から5年で成熟した製品とサービスを打ち出せるようになり、市場化と産業化を実現すると予想される。公開された資料によると、現在、ホログラフィックストレージは発展の第3段階にあり、つまり応用テストを実現する段階にある。その中で、23年前後には製品のプロトタイプが登場し、25年前後には製品と技術の世代交代を繰り返し、相対的に成熟して安定的なホログラフィックストレージ製品を形成することになり、ひいては市場化された応用と産業化に向けた発展が実現すると予想される。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年1月11日

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