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日系企業の見る輸入博 中国の世界製造センターの地位は安定
  ·   2020-11-06  ·  ソース:人民網
タグ: 輸入博;日系企業;経済
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東芝:ポストコロナ時代の世界経済発展には中国市場の牽引が必要

人件費の上昇にともなって、将来、中国の「世界の製造センター」の地位が他の国に取って代わられてしまうのだろうか。

株式会社東芝の宮崎洋一中国総代表は、「そうは思わない」とした上で、「多くの国の共通認識はチャイナプラスワンだ。どの国も国家戦略という点から考えると、あらゆる期待をどこか1つの特定の国に託してしまうのは、経営の視点から見るとリスクがあるが、中国は必ず選ばれる」と述べた。

宮崎氏は、「多国籍企業にとっては、どこかの地域のサプライチェーンに問題が起これば、このチェーンの製品の供給が断たれ、別の地域で戦略的なバックアップを行うことになる。日本のメーカーなら、リスク回避のために中国ともう1つ別の国を選ぶことになる。例えばベトナム、ミャンマー、バングラデシュなどの国だ。しかし中国は不要だと言い、中国以外の国だけに頼ることは不可能だ。米国のメーカーなら中国とメキシコを選択するだろう。これが穏当で安全な選択だからだ。しかし中国の地位が他国に完全に取って代わられることは、あまり可能性はないだろう」と述べた。

また宮崎氏は、「現在、グローバル経済は引き続き感染症に苦しめられている。中国は世界の主要国の中で一番最初に新型コロナの影響から抜け出し、一番最初に回復への道を踏み出した。世界経済の発展はこれから相当長い間、中国市場によって牽引されることになるだろう」と述べた。

花王:ポストコロナ時代、中国の消費者にソリューションを提供する

花王株式会社広報部の吉野日和子課長は輸入博のもたらす効果を極めて高く評価し、「輸入博は市場開放を積極的に進める中国の重要な動きを世界に示すものであり、世界的な一大イベントであり、世界各国の注目を集めている。花王は過去2回の輸入博に出展して、非常に大きな成果を得た。中国は輸入博に非常に大きな支援を与え、出展する企業もますます増えている」と述べた。

吉野氏は、「今年は新型コロナが世界で猛威を振るったが、中国は極めて力強い措置を通じて感染症を効果的に抑制し、国民経済は秩序よく回復し、安定さの中で上昇した。花王が属する日用消費財業界もこうした日々拡大する消費ニーズと活力を感じ取っている」と述べた。

また吉野氏は、「感染症は人々の日常の暮らしに非常に大きな影響を与え、人々は『ポストコロナ』時代の暮らしの中で衛生により注意するようになるだろう。『ポストコロナ』時代の暮らしに向けて、花王は一連のソリューションを提供し、これが中国の消費者への参考になることを期待する」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年11月5日

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