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例年より遅れてやってきた「大学受験経済」、今年も盛況
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· 2020-07-10 · ソース:人民網 |
タグ: 受験;入試;経済 | 印刷 |
試験終了後:願書作成アプリが好機迎える
3日間の試験があっという間に終わると、成績が次々に明らかになり、次は願書をどこに出すかが受験生とその保護者にとって何よりも重大になる。受験の手引きを見るより、ビッグデータの方が便利で、願書作成に関連したアプリが受験シーズンに合わせて誕生した。
アップルのアプリストアで検索すると、大学受験願書作成関連アプリは30種類ほどあり、無料相談のアプリもあれば、料金を払わないと使用できないアプリもあり、料金は100元(1元は約15.3円)から数万元までさまざまだ。そこで試しにあるアプリを使ってみた。試験に関する情報について、「江蘇省、得点370点、歴史政治はA評価」と打ち込んだところ、出てきた優先的志望校のおすすめは、チャレンジできる学校が3校、安全圏が31校、滑り止めが148校だった。しかしすすめられた大学の具体的な情報は料金を払って会員にならなければ見られなかった。
業界関係者の予測では、大学受験の学生募集が6千億元規模の市場を生み出すとみられ、志望校選択に関連したサービスが人気を集め、市場での競争が日に日に白熱している。たとえば「極志願」というアプリは、今年は同じ点数の受験生の動向の把握や、1回の操作で願書を作成、人気の大学・人気の専攻などに関する機能を新たに付け加えた。また「報考大学」アプリは、職業百貨、専攻・学生募集の2項目のリストから選択肢提示などの機能を打ち出した。業界関係者は、「データを把握するということでは、商業用アプリに優位性はない。市場に出回るアプリは主に情報を統合し、得点から受験可能な大学を割り出して提示するというものだ。伝統的な本の情報を見て願書を作成するやり方より、ビッグデータの分析を利用して合格の精度を上げるのが、今の大きな流れだ。人工知能(AI)やビッグデータの発展にともなって、大学受験の願書作成ツールは持続的な発展と最適化のタイミングを迎えようとしている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月9日
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