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中国の若者で夜間消費が流行 ナイトタイムエコノミーを彩る
  ·   2019-12-13  ·  ソース:人民網
タグ: ナイトタイムエコノミー;若者;経済
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楊さんは、「若い人の中には退社時間が遅い人がいる。今は深夜でも食べ物を売っているところがあるので、とても便利になった。夜間消費は生活を豊かにしてくれる。特にサラリーマンにとっては、自分の時間を過ごせるのは夜だけという場合が多い。リラックスしたり楽しんだりできるこういった場所は、ストレスを軽減し、心を整える上で非常に重要なものだ」と述べた。

調査によると、若者が夜間消費を行う主な目的は、「心身をリラックスさせ、疲れを軽減する」が最多で70.7%に上り、以下、「心を落ち着け、ストレスを解消する」(48.9%)、「付き合い、新しい友人との出会い」(43.8%)、「ナイトライフを豊かにし、自分の時間を充実させる」(43.8%)が続いた。

調査によると、回答者の67.6%が、「夜間消費の発展は精神文化的な生活が豊かになったことの現れ」とし、61.6%が、「夜間消費の発展は生活リズムが早くなった結果」とし、48.1%が、「経済発展の産物」といい、47.5%が、「生活習慣やライフスタイルの変化を反映するもの」との見方を示した。

天津財経大学経済学院の叢屹教授は、「ナイトタイムエコノミー(夜間経済)と夜間消費の発展は、一方では人々の消費習慣によって決まり、また一方では現地の人々の所得水準によって決まる。ナイトタイムエコノミーは1980年代には『8時間以外』と呼ばれていた。仕事が終わってくつろぐ時間ということだ。南方と北方では消費習慣に違いがあり、広東省では夜に出かけて夜食を食べ、深夜になって家に帰るのはよくみられる光景だ。北方では一般的に夏になると夜の活動が増える。若い人にとってみれば、夜の付き合いは基本的ニーズでもある。夜の付き合いには所得が影響を及ぼすことがはっきりしている。結婚したばかり、住宅ローンがある、子供の養育費・教育費がかかるなどの圧力があれば、夜間消費は少なくなるだろう」と分析した。

調査では、回答者の74.0%が、「未来の夜間消費市場を楽観視する」と予想した。比較分析してみてわかったのは、一線都市の消費者は「楽観視する」人の割合が最も高く76.6%に達したことだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年12月13日

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