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京津冀協同発展の先駆者 曹妃甸新区
本誌記者 趙飄  ·   2018-08-17
タグ: 京津冀;協同発展;経済
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曹妃甸は河北省唐山市の管轄区域で、以前は帯状の砂州だったが、10年余りの発展を経て、「二区一県一城」(曹妃甸工業区、南堡開発区、唐海県、唐山湾生態城)を管轄する曹妃甸新区となった。計画面積は1943.72平方キロで、シンガポールの国土の3倍に相当する。

「今立っているところはかつて海だった」。当時の大規模な埋め立て工事に触れ、首鋼京唐公司企業文化部の任全烜副部長は多少興奮した口ぶりで言った。1992年、任氏は北京石景山区の首鋼集団に入社し、首鋼の北京から曹妃甸への移転、工場建設、竣工、生産開始の全過程を目にしてきた。

任氏はこう回想する。「2008年の北京オリンピックを成功させ、北京の都市全体計画を実行し、北京市の資源圧力を緩和するために、2005年2月18日、国家発展改革委員会は首鋼の立ち退き移転案を正式に承認し、首鋼が河北省唐山市曹妃甸に現代化された大型鉄鋼企業を建設することに同意した。首鋼京唐製鉄所の建設は、首鋼が約束を果たし、オリンピックのために行う一大プロジェクトであり、中国で初めて埋め立て地に建設される大型鉄鋼プロジェクトでもあった」。

「海上の製鉄所」――首鋼京唐の全景(首鋼京唐公司提供)

2007年3月12日、2年余りにわたる埋め立て工事を経て生まれたこの「新大陸」で、首鋼京唐製鉄所の建設が正式に始まった。2010年6月26日、第1期工事が全面竣工し、生産が開始された。現代化された「海上の製鉄所」が渤海海岸の曹妃甸に巍然とそびえ立ったのである。  

海に面していて港に近いという曹妃甸の立地条件上の優位性により、首鋼京唐は原料搬入と製品出荷を海から行うことができ、輸送コストを大幅に低減し、経済効果・利益を高めた。2017年、首鋼京唐が曹妃甸区に納入した税金は計12億3600万元で、2016年より4億8700万元増加した。任氏は、「曹妃甸区納税額1位の企業である首鋼京唐は、地域経済発展を力強く促進しただけでなく、北京の生産サービス業の曹妃甸への移転も牽引した」と語る。任氏によると、もともと北京の製鉄業向けに設備保守点検、予備部品加工製作、自動化・情報化システム稼動メンテナンスなどを行っていた一群の企業が、それぞれ曹妃甸に拠点を構え、首鋼京唐と周辺企業向けにサービスを提供するようになり、関連業界の1万2000人の雇用創出を牽引した。

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