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「レンタル経済」が新人気ジャンルに 95後が中心
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· 2018-07-27 |
タグ: レンタル;シェアリング;経済 | ![]() 印刷 |
「モノは借りるが、借り物の暮らしはしない」。目下、「レンタル生活」を経験したことがある若者がますます増えており、レンタカーで旅行、ドローンを借りて撮影など、レンタルによって暮らしがより豊かに多彩になっている。アント・フィナンシャルのビッグデータによると、「レンタル族」の典型的ユーザー像は、95後(1995年から1999年生まれ)、消費では実用性とコストパフォーマンスと品質の高さを重視し、暮らしにスタイルを求め、健康を気にかけるというものだ。この一族にとって、レンタルは経済的で便利な消費スタイルというだけでなく、ファッションやエコロジーを追求するための一種の生き方になっているという。
艾瑞諮詢(iResearch)が発表した「2017年中国シェアリングエコノミー産業・ユーザー研究報告」によると、ユーザーが使用者として物品やサービスを他人と共有することを選ぶのは、暮らしをより健康的に、効率的にしたいからが主な原因だという。こうしたユーザーは共有とは一種エコロジーな消費であり、環境汚染を削減し、出費を節約できると同時に、個性を発揮したい欲望も満足させてくれると考える。
中国社会科学評価研究院の荊林波センター長は、「一部の消費者に消費水準には限界があるが、特定の場面では相応のブランドを求めるというニーズがあり、一連の高額商品のレンタルに一定の市場ニーズが生まれることになった」と話す。
▽市場ニーズは巨大、市場環境は成熟、だが「シェアリング」と「レンタル」の一般化は避けるべき
女性向けファッションレンタルプラットフォーム「衣二三」関連部門の責任者・雷崢さんは、「海外に比べ、中国で構築されたネットショッピング消費の習慣、便利で迅速な担保なし信用保証、成熟した物流システムが、シェアリングやレンタルの発展に肥沃な土壌を提供した」と話す。
ネット技術の発展は「レンタル経済」の急速発展の土台となった。たとえばビッグデータやクラウドコンピューティングなどの技術の力を借りて、資源の調整、リアルタイム管理などの精密管理の効率が大幅に向上した。オンライン決済技術がシェアリング・レンタルの取引を手軽なものに変えた。信用システムの構築により無担保でのシェアリング・レンタルが実現し、宅配便などの物流システムの充実により物品の移動がより効率的になった。
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