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書店や図書館がブックシェアリング市場に続々参入 新品書籍はどうなる?
  ·   2017-10-20
タグ: 書店;シェアリング;文化
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10月16日、「世界初のシェア書店」となった安徽省の新華書店合肥三孝口店が、シェア書店として7月16日に開店してから3ヶ月が経過した。同店は「シェア書店」という経営モデルを率先して切り開いた。北京青年報が伝えた。

〇デポジット99元を支払えば書店で新品書籍の貸出可能 

「シェア書店」と称する理由は、読者が「智慧書房」アプリをダウンロードし、オンラインで99元(1元は約17.0円)のデポジットを支払えば、総額150元以下の書籍を2冊借りることができる。だが、10日以内に返却しなければならない。また、書店は、「読書奨学金」制度を打ち出した。これは、利用者が1冊読み終わって期限内に返却すれば、1元の「読書奨学金」が、直接利用者の「智慧書房」のアカウントに入金されるという仕組みだ。3ヶ月間に12冊の本を読めば、デポジットの8%が奨励金として返還される。

7月16日の開店初日、新華書店合肥三孝口店は延べ2万人の利用客を迎え、同店の最高記録を更新した。同日、約4千冊の書籍が貸し出された。1人あたり2冊借りたとして計算すると、約2千人がブックシェアリングを利用したことになる。統計データによると、ブックシェアリングサービスが始まった1ヶ月間で、同店が貸し出した書籍の総数は約8万冊に上った。

〇上海:図書館貸出カードで書店での書籍貸出が可能 

新品書籍のシェアリングは、新華書店合肥三孝口店が図書館としての役割を果たすことになったことを意味する。この意味では、上海の大隠書局はさらに先を進んでいる。

利用者が上海図書館の貸出カードを所持していれば、大隠書局で販売されている書籍を借りることができる。ただし、1回あたりの貸出上限数は3冊、総額100元までと制限されており、貸出期間は28日。上海にある3つの大隠書局の貸出システムは統一されていないことから、貸し出しの延長や返却については、最初に借りた店舗でしか行うことができない。また、貸出期間を過ぎても返却されない場合、書店は利用者の大隠書局での貸出資格を一旦取り上げることもあるが、上海図書館での貸出には影響しない。延滞料金が発生するか否かについては、従業員は「まだ決まっていない」としている。

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