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イギリス「ユーロ離脱」の中国への影響
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· 2016-06-27 |
タグ: イギリス;ユーロ離脱;経済 | ![]() 印刷 |
協力チャンスは増加の可能性
イギリス「ユーロ離脱」の中国に対する影響はマイナス面ばかりとは限らないと見る専門家もいる。イギリスと欧州が分離した後、双方は自身の利益の必要から、中国との関係発展をより重視するようになり、中英、中国・欧州の協力にとって新たなチャンスが生まれる可能性もある。
イギリスは一貫して対中関係の発展を重視してきた。中英関係は「黄金時代」に入っており、各分野での協力は著しく進展している。2015年以降、中英経済貿易協力は喜ばしい成果を上げており、中国の多くの銀行や金融企業がイギリスで業務を展開し、ロンドンの人民元オフショア市場はその構築を加速している。イギリスの多くの専門家や金融業界関係者は、中英金融協力と中英オフショア人民元センターの見通しを有望視している。
周弘氏は次のように述べている。「イギリスには多くの世界的産業があるし、東アジアにはイギリスが伝統的に優位性を持つ産業が多くある。イギリスは『ユーロ離脱』後も引き続き東に目を向け、ひいては以前よりさらに注目度を高める可能性が高く、中国とイギリスの協力チャンスはさらに増えるだろう」。
「北京週報日本語版」2016年6月27日
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