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機は熟せり…金融強国を目指す中国
  ·   2015-11-06  ·  北京週報
タグ: 十三五;金融;経済
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幸いなことに、新常態(ニューノーマル)の下で育った新たな経済成長点が雨後の筍のように出現しており、中国金融業発展の原動力となっている。「三大産業」、「三頭立ての馬車」(輸出・投資・消費)の比重変化と、「中高速の成長を維持する」、「ミドル・ハイエンドの水準に向けて邁進する」という明確な目標によって、経済運営は全体的に良い方向に向かっている。アジアインフラ投資銀行の新金融モデルは世界の新たな金融発展の趨勢を示しており、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海のシルクロード)の協力・ウィンウィンというモデルは国際経済の大きな動向を物語っている。

「十三五」期間中、中国金融業が国内的に担う重要な任務には、経済成長、構造調整、産業グレードアップ、市場化及び環境問題解決などに対する強力な資金援助が含まれる。「十三五」計画の重点は、新型工業化、情報化、都市化、農業現代化の歩調の合った発展の促進である。そのために、金融業は早めに介入し、早くから準備を整えておかなければならない。

中国金融業の対外戦略には、人民元国際化、人民元資本項目両替自由化推進、人民元オフショア市場構築、企業海外進出への金融支援などが含まれる。具体的な措置には、目下運営中のシルクロード基金とすでに準備段階にあるアジアインフラ投資銀行もあれば、人民元のIMF特別引出権(SDR)構成通貨入り、人民元の国際主要準備通貨入りなどもある。中国金融業は中国経済の世界経済への深い融合という趨勢に順応しなければならない。中でも最も重要なのは、世界金融ガバナンスにおける中国の制度面での発言権を高め、最も広範な利益共同体を築くことである。

今後5年で、中国は高効率で、穏健で、開放的な金融体系を構築し、金融大国から金融強国へと転換していく。この目標は、必要であるだけでなく実行も可能であり、そして必ず達成できるはずである。

「北京週報日本語版」2015年11月6日 

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