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書店や図書館がブックシェアリング市場に続々参入 新品書籍はどうなる?
  ·   2017-10-20
タグ: 書店;シェアリング;文化
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〇書店でのブックシェアリングで新品書籍はどうなる? 

新華書店合肥三孝口店の担当者は、「貸出された書籍は返却後、基本的には販売や再貸出に回される。もし破損が見つかった場合は、割引価格での販売や寄贈扱いとする。出版社との話し合いの結果、返本の可能性もあり得る」と話した。

書店がブックシェアリングサービスを実施することについて、同店の徐店長は、「安徽新華集団の当初の目的は、利用者の読書コストを引き下げ、読書のハードルを下げ、読書回数を増やすことだった」と話した。ブックシェアリングサービスが書籍の売上に影響を及ぼすか否かについて、同店長は、「その可能性はある。だが、利用者が頻繁に来店して、その他の収益をもたらしてくれる可能性も否定できない。弊店の店舗面積は4千平方メートルに上り、8階建ての店内は書籍コーナーやコーヒーショップなどの様々な営業スペースを擁している。本を借りるために店を訪れた利用客が、店内でその他の消費を行う可能性は大いにある」との見方を示した。

一方、上海大隠書局は、上海図書館と連動している。利用者が同店で借りた書籍の冊数は、上海図書館の貸出冊数に自動的に計上される。例えば、上海図書館での貸出冊数の上限が10冊で、すでに9冊を同図書館から借りている場合は、大隠書局では1冊しか借りることができない。返却された書籍を改めて販売カウンターに並べて売り出すか否かについて、従業員は次のとおり説明した。

「6月にこのサービスをスタートしてから、弊店ではすでに2千冊以上の書籍を貸し出した。これらの書籍が返却された後に、再び販売カウンター並べられることはない。書籍の初回貸出時に、従業員は書物の内側に『貸出用バーコード』のようなものを貼り付ける。これは、黄浦区明復図書館の所蔵本となること示している。同書は返却された後、明復図書館の書庫に収蔵される」。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年10月20日

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