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- 四川省の地震遺跡、一般開放から1年で368万元の赤字
- 中国、パンダを対象に「国勢調査」を開始
- 四川 被災地2901家庭に新たな命が誕生
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新たな場所で再建、北川新県城
「5.12」地震の震源地は140キロ離れた汶川県映秀鎮だったが、同じプレート上に位置する北川は、一方はヒマラヤ山脈の支脈、もう一方には龍門山
北川新県城
北川新県城
震災後水利再建、大型投資と新ビジョンで展開
四川省は古くから「千河之省」と称えられてきた。2260年余りにわたってその役割を発揮してきた都江堰の水利工事は「世界水利工事の元祖」と
震災後水利再建
震災後水利再建
臥竜から雅安へ 中国のパンダ保護事業
汶川震災後に策定した復興総合計画の中で、政府は臥竜、白水江などのパンダ自然保護区を再建する、別な場所に臥竜パンダ飼育研究基地を建設す
パンダ保護事業
フーバオの生活
チャン族文化:多くの危機の中での再生
「5.12」汶川地震発生後、甚大な打撃を受けたチャン族文化は一時社会の焦点となった。3年が過ぎ、震災後の再建の過程で、チャン族の古い歴史
チャン族文化
蘿蔔寨村の今
伝統文化
取材団の車が高速道路を降り、農道に入ると家々の白い壁に描かれた人物や動物の絵が目に飛び込んできた。綿竹市孝徳年画村だ。
心のケアを最重視
甚大な人的、経済的な被害を受けた北川県は街ごと地震遺跡として保存されている。バスを降りると動悸が早くなるのを感じた。
「綿竹年画」を観光資源
震災が被災地に与えた最大の影響は、各市、県、鎮が、震災後の再建に際して、どのような経済発展モデルを選択するかに対してだった。
映秀鎮復元に14億元
大地震の震央だった映秀鎮に行く道は、うねうねと川沿いをたどり、河岸には地震の爪痕がくっきり残されていた。現在の住民は6000人。
4民族が暮らす水磨鎮
取材団は水磨鎮を訪れた。地震によって全壊したが、すでに復興し、小中学校のキャンパス、、近代化した設備が整った病院が建てられた。
ゆき届いた新北川県城
われわれは廃墟の中で北川賓館を参観した。このホテルは震災で倒壊を免れた数少ないビルのひとつで、被災民の避難所の役割を果たした。
編集者の言葉】3年前の5月12日、中国四川省の汶川地区は60年来最も破壊力が強く、被害範囲は過去最大、救助の難易度も非常に高いという大地震に見舞われた。 汶川大地震から3年後、本誌記者は再び、当時最も被害の大きかった地域を訪れた。そこで再び目にしたものは、3年という月日がもたらした劇的な変化であった。かつての廃墟には真新しい道路や建物が建ち、生活への希望と信念を取り戻し、震災で親しい人や帰る場所を失った人々の顔にもまた笑顔が戻っていた。
 
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