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北京週報>>政治  
世界反ファシズム戦争勝利における中国の功績

本誌記者 曾文卉

中国は世界反ファシズム戦争の輝かしい勝利のために不滅の功績を立てた。まさに毛沢東主席が言うように、「中国の抗日戦争は自らを救うためだけでなく、世界反ファシズム戦線でもその偉大な責任を果たした」のである。

2015年5月9日、モスクワの赤の広場で、中国人民解放軍陸海空三軍儀仗隊は五星紅旗を捧げ持ち、力強い足どりで、習近平主席を含む諸国の指導者や人々の観閲を受けた。赤の広場で行われた軍事パレードに中国が儀仗隊を派遣したのは今回が初めてのことであり、海外へ派遣された中国人民解放軍三軍儀仗隊の人数も最も多かった。これは中国が世界各国とともに歴史を心に刻み、烈士を偲び、平和を守り、共に未来を切り開くという決意を示している。

厳かな閲兵式は、70年前、中国人民が経験した最も重苦しい歴史的記憶を呼び起こした。中国人民の抗日戦争は6年にわたる局部的抗日戦争、8年にわたる全面的抗日戦争を含め、14年間も続いた。平型関戦役、百団大戦から台児荘戦役、長沙会戦に至るまでの全面的抗日戦争期間に、中国軍民とファシズム国家日本との間で展開された重大戦役は200回余り、大小戦闘は約20万回に及び、日本軍150万人余りを殲滅し、日本陸軍総兵力の3分の2以上を攻撃し、牽制した。中国の長期抗戦によって、日本軍は「北進」してソ連を攻撃する力がなくなり、「南進」の足どりも緩められ、日独両国の「ソ連をはさみ打ち、近東で合流する」という陰謀も粉砕された。

おおまかな統計によると、世界反ファシズム戦争の東方における主戦場だった中国では、戦争期間中の軍隊と人民の死傷者数が3500万人余りに達した。1937年で換算すると、中国の直接経済損失は1000億ドル以上になり、間接的な経済損失は5000億ドル余りにのぼった。

第2次大戦における中国の役割について、現代中国歴史政治を研究しているイギリス・オックスフォード大学のラナミッター教授は、「第2次大戦中ほとんどの期間で、中国は東アジアと南アジア地域において唯一の日本に対する抵抗勢力だった。中国の抗戦がなければ、西側の同盟国が直面するアジア情勢はより困難になっていただろう」と評価する。当時中国がすぐに壊滅していたら、腹背に敵の攻撃を受けるソ連はどのように反撃していたのか、そして日本がユーラシア大陸を横断してドイツとの合流を果たしていたら、反ファシスト戦争はいつ終わりを迎えられたのか、想像もできない。

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