第4回環日本海女性フォーラムが20日、中国・吉林省長春市で開かれた。中国、ロシア、日本、韓国、モンゴルなどの国から女性活動家、女性理論研究者ら数百人が出席し、「女性の進歩と発展」について討議を行った。
中国女性研究所の劉伯紅副所長は、改革・開放以来30年の間に中国が男女平等事業で遂げた進展を説明し、次のように述べた。
改革・開放以来、中国政府は女性の地位向上のための国家制度を確立し、1995年から男女平等を社会発展の基本的国策とし、女性の発展に関する中国初の政府計画『中国女性発展綱要』を発表した。改革・開放のおかげで、中国の女性解放と男女平等事業は30年の間にこれまで以上に大きな変化と発展を遂げ、著しい成果をあげた。
政治的地位では、各クラスの指導と管理に参加する女性の比率が持続的に伸び、男女平等の関係政策や法規の成立も著しく増えてきた。社会的地位では、労働力の供給過多という現状の下でも、中国女性の就業率と就業構造は依然として一定のレベルを維持している。各クラスの教育に参加する女性が著しく増加し、女性の平均寿命が安定して延び、妊産婦と幼児の死亡率も下がってきた。大多数の中国女性は婚姻や家族の中で自主権や平等な地位を持つようになった。
「最も重要なのは中国社会の大きな変化と思想解放の影響を受けて、中国の女性が主体的意識と女性意識に目覚め、新しい観念と方式で自発的に社会の各分野へ進出するようになったことだ」と劉副所長は強調した。
「北京週報日本語版」2008年8月22日
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