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ポケットWi-Fiが海外旅行の必需品に レンタルサービスも
タオバオでは多くのショップがポケットWi-Fiのレンタルサービスを提供している

昨今の海外旅行では、パスポートやクレジットカード以外に、ポケットWi-Fiが必需品となっている。ポケットWi-Fiとは、旅行先の国や地域のインターネット回線をWi-Fi電波に変換し、自由にインターネットが使用できるようにする機械である。銭江晩報が報じた。

中国の大手旅行サイト、携程旅行網(C-trip)によると、2015年上半期のC-tripの海外用Wi-Fiレンタル業務は昨年同期比で4500%増となっており、今年の月間レンタル予約数は最高で十万台に達し、昨年度全体の予約量を1ヶ月で超えた。中でも成長著しかったのが、日本行きの観光客で昨年同期比3463%増、また韓国行きの観光客は同1768%増だった。

C-tripは現在、全ての海外団体旅行において、ガイドによるWi-Fiの提供を行っている (注:ガイドがポケットWi-Fiを携帯し、団体客が旅行先でその電波を共有して使用する) 。今では多くの旅行客にとって、このサービスの有無が旅行商品を選択する上での最も重要な要素となっている。

ポケットWi-Fiのレンタル料金がこぞって値下げ

記者がタオバオで検索した結果では、日韓旅行のポケットWi-Fiのレンタル料金は1日約10元前後で、500元のデポジットが必要である。ものによってはもう少々高めになっている(最高で1日20元)が、その分デポジットが免除されている。

C-tripが発表した「出国Wi-Fiユーザーレポート」によると、各人気海外旅行先のポケットWi-Fiレンタル料金は以下の通りとなっている。日本16元/日、韓国15元/日、タイ18元/日、米国45元/日、ヨーロッパ16元/日、オーストラリア45元/日。約半年前に比べて軒並み値下げしている。(編集YW)

「人民網日本語版」2015年7月6日

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