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中国の製造業、米日独を超えるのに何が必要か

 

業界内では、製造強国の実力をはかるにはまず、工業品製造の品質と付加価値を見なければならないとされる。ほとんど同じ物質からなる同一の製品であっても、原材料から部品、完成品にいたるまで品質はそれぞれ異なり、その付加価値も自ずと異なる。

表面的に見れば、日本で製造できるものは中国でもほぼ製造でき、差はそれほどないように見える。だが実際には、中国と日本では原材料から部品、完成品にいたるまでの大きな差がある。

張研究員は「中国と日本との製造分野での最大の差は、設計と製造のディテールに表れている。中国製品は今に至るまで、日本製品のようなパーフェクト感や満足を与えることはできていない」と指摘する。日本の工業製造には「精密さ、精巧さ、無駄のなさ」という精神が貫かれている。

中国は2008年、ドイツを抜いて世界一の工業品製造国と工業品輸出国となった。だが工業製造の品質と付加価値という製造強国をはかる直接的な指標から言えば、ドイツは依然として中国のはるか前方にいる。

張研究員は、この差は根本的には、工業製造についての哲学が両国の間で大きく違うために生まれていると見ている。「ドイツ人は、工業設計にはわずかな欠陥も許されず、製造も少しも手を抜けないと考える。完璧でない製品が市場に出回ることは、設計者と製造者にとっての人格的な侮辱とさえ考えられる。中国が製造強国という目標を達成するには、ドイツの技術路線と工業精神をこれからも真剣に学ぶ必要がある」(編集MA)

「人民網日本語版」2015年6月10日

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