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中日両国がタイ鉄道事業をめぐり火花

タイ政府のSansern Kaewkamnerd副報道官は1日、タイと中国が今月末、新たな協議の場を持つことを明らかにした。これより前、プラジン運輸大臣は、タイの英字紙「ネイション」の取材に対し、「バンコク-ケーンコイ線とケーンコイ-ナコンラチャシマ線は今年10月に、ケーンコイ-マプタプット線とナコンラチャシマ-ノンカイ線は今年12月に、それぞれ着工を予定している。中国-タイ鉄道プロジェクトは、2017年末の開通が見込まれる」と、今後の大まかなスケジュールについて話した。

〇結論:中日両国が各部分をそれぞれ分担

全体的に見て、中国と日本は、タイ鉄道事業において、それぞれが必要な部分の受注を確保し、担当するようだ。中国-タイ鉄道協力は、現段階では高速鉄道は含まれておらず、「中速度」の複線鉄道が中心であり、今後も交渉の詰めが続く。路線について言えば、中国―タイ鉄道協力は、南北方向が主流となっており、中国と東南アジア諸国とを結ぶ戦略と関連している。このうち、バンコク-ノンカイ線は、北に向かいラオス・ビエンチャンさらには昆明に繋がり、南方向を行くとマレーシア・シンガポールに通じ、泛アジア鉄道網計画の重要な構成要素となり得る。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月8日

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