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中国の国語教科書、20年で大きな変化 革命題材の作品減る

「80後(1980年代生まれ)」の王さんがこのほど、小学生の甥っ子の国語の教科書をめくってみたところ、自分が子供の頃に教室で親しんだ名作がひとつも無くなってしまったことに気づいた。斉魯晩報が伝えた。

王さんは、小学校の時学んだ作品「三味書屋」の内容を今でも覚えている。「遅刻して叱られた魯迅が、自分を戒めるため机に『早』という文字を刻んだというくだりがあった。授業の後、クラスメートがみな机に『早』という字を刻んだが、次の日やっぱり遅刻する人はいた」。

「甥っ子の国語の教科書を見たが、時代が変わったと感じた。あまりにも違う」。王さんは、「国語の教科書が懐かしい。あの時の作品を読むと、楽しかった学校時代に戻った気持ちになる」としながらも、「時代の移り変わりと共に、国語の教科書も変化するもの」と理解を示した。

現在の国語の教科書と20年前の教科書を比べてみたところ、「私の戦友邱少雲」といった革命を題材にした作品が少なくなった一方で、「面白い宇宙の生活」など、子供の視野を広げ、健康的な成長を促すような内容の作品が増えていた。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年11月26日

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