中国漢語口語水平測試(中国語口語レベル試験)工作会議が26日、天津で開催された。同会議で、中国語口語レベル試験(HKC)委員会の発足が宣言され、第1回試験実施地域として8省・市・自治区が指定された。
天津市言語文学育成トレーニング試験センターが開発したHKCは、中国語を母語としない人の中国語口語レベルを判定するための標準テスト。試験はマン・マシン対話方式で実施される。制限時間は30分、問題の内容は、単語と文章の読み、質問、設問、言い換え、説明、会話の7項目。判定結果は、初級・中級・上級計9レベルに分けられる。
同会議では、北京市、天津市、上海市、江蘇省、山東省、福建省、広西チワン自治区、重慶市の8省・市・自治区および武漢市が第1回HKCの試験実施地域に指定された。これら地域の受験生は、年内にいち早く試験に挑み、HSKレベル証明書を手にすることができる見通し。
「人民網日本語版」2010年4月27日
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