国連食糧農業機関(FAO)はこのほど、「世界の森林資源評価2010年版」を発表した。それによると、ここ10年でアジアの森林は主に中国や南アジアや東南アジアでの大規模な植林事業により増加したという。
FAOは報告で、「世界の人工林は2005年から2010年にかけ毎年約500万ヘクタールずつ増加してきた。それは主に中国で近年大規模な植林事業が実施されてきたことと関係が深い」とし、「世界の保護林は1990年から2010年にかけ5900万ヘクタール増加したが、これも中国が90年代から防風林や水土保持林、水源涵養林の大規模な造成を行ってきたためだ」と評価した。
「人民網日本語版」2010年4月23日
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