国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は13日、「陳水扁当局が、台湾の名義で国連加入を申請することについての『国民投票』を推進することは、『台湾の法理的独立』に向かう重要な段取りである。もしこの事態がこのまま進展すれば、両岸関係に大きな衝撃を与え、両岸同胞の根本的な利益を大いに損害し、また台湾ないしはアジア太平洋地域の平和と安定を脅かすことになるだろう」と指摘した。

楊毅報道官は、「陳水扁当局のこの行為の狙いは、両岸の衝突を引き起こし、台湾民衆から票数を騙し取り、『台湾独立』の企みを実現することにある」と述べた。

楊毅報道官はまた、「祖国大陸は両岸関係を発展させるためには最大の誠意を持っている。と同時に『台湾独立』の全ての冒険的な活動を断固として阻止する必要な準備も整えている。大陸側は、『台湾独立』の分裂勢力がいかなる名義や方式であっても台湾を中国から分裂することは絶対に許さない」と強調した。

「CRI」より2007年6月13日